企業理念は魔法の言葉 (生きる企業理念、形骸化する企業理念5)

2013年07月02日

おはようございます

 

空模様ははっきりしない日が続きますが、さすがに7月
完全に夏ですね

 

今日の最高気温は28度だそうです。なので幸い、まだまだ過ごしやすそう
というわけで、今日一日を全身全霊で楽しみましょう

 

昨日の続きです

 

企業理念に何を落としこむのか?という話で

 

>「私たちの企業の特長、特徴を記そう」
>もしこれが、全従業員一致で、「うちの特長、特長はコレ!」となったら
>そもそも、その会社に企業理念はいらないかもしれません

 

と書きました
こんな会社、強いと思いませんか?
すべての従業員が、自社の強みをわかっている
当然すべきことを把握してると思います
とても良い企業風土ですよね

 

企業理念を軸とした、社内ブランディングの大事な大事な目的は、この企業風土を生み出すことです
そして、
企業理念は、組織をこの状態に導く肝心要の最初の一歩です

 

だから、このシリーズで述べてきたように
・形式は、なんだっていいと言いつつ、シンプルなほうがよくて
・存在理由をただ記したものよりは、個性がでているもののほうがよくて
・変わりばえのしないものよりは、覚えやすいもののほうがいい

のです

 

このブログ創設の頃に
ブランドイメージ=偽らざる真実の姿
が私の信念だと述べました

 

企業理念はここに根ざすものです
だから、社会の公器である企業としての存在理由を
自分たちの個性、特長、特徴を踏まえ
間違えずに言語化する必要があるのです

 

ここがうまくいくと、企業には文字通り魔法がかかります
その通りの組織になるべく、動きが自然に起こってくるのです
ですが、間違えてしまうと、これがどんどんややこしくなってしまいます

 

読んでくださってありがとうございました

固い信念

2013年06月21日

この仕事を創業するにあたって拠り所となった固い信念があります

 

それは、
ブランドイメージ=偽らざる真実の姿
だということです

 

ルイ・ヴィトンのバックは、完璧な品質と洗練されたコンセプトから成っています
魚沼産コシヒカリは、モチモチ食感と冷めても美味しいみずみずしさがあります
リッツカールトンのサービスは、上品で気さくで顧客思いの気遣いであふれています

 

だから、消費者が選ぶのです。差別化が起こるのです

 

ルイ・ヴィトンを買うのは、完璧な品質と洗練されたコンセプトを買っているのと同義なのです

 

なのに、ブランドというと、まず外部へのPRに目が行きがちです
CI導入で、企業ロゴや会社の備品などを入れ替えてイメージアップを図ることが非だとは言いませんが
もっともっと有効な方法があります

 

それは、ブランドイメージ=偽らざる真実の姿であるならば
それ自体になることです
完璧な品質でブランドを築きたいならば、完璧な品質を生み出す企業体になることです
結局それが一番近道ではないでしょうか?
何より、働く人を含めたステークホルダーにとって、プライドが生まれ、やりがいも醸成される
もっとも幸せなことではないでしょうか?

 

そのためにまず企業理念などの組織のブレることのない軸を確立し、社内報や朝礼などのメディアを駆使し
かつブランドの意味を深く理解し浸透させる役割をもった人財を育て・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・以下しばらく演説モード 詳細はウェブサイトを御覧ください

 

このことは、このブログでも実際の現場でもずっと言い続けていくことになるなあと思いますし
そうありたいと思います