社内報の価値を定義する

今日は弊社の中心的な事業である社内報について思うことを書いてみます

 

そのきっかけは先日訪問した会社で、問い合わせの理由をきいたところ
「経費節減のために、さまざまな業者に相談しております」

 

よくある話でよくある理由なのですが、
私が「それは経費にみあった価値のあるものができていないのでは?」
と返し、突っ込んだ話になりました
最後は大いに納得していただいたのですが、そこで中心になったテーマは社内報の価値についてでした

 

あらためて、社内報の価値とは何か?

 

私たちは一貫して、
「社内報の価値は読まれることから始まる」、と定義しています
だからどんなに内容が立派でも、どれだけ真実を語っていても
ある意味で価値はないと申し伝えます
だって読まれなければ、訴求そのものがなされないんですから

 

ところが、社内報というメディアは、その特性上
体裁やデザイン、斬新性は後回しにされ、理念や会社の風土という枠組みの中で
「きれいに」作られてきたものがとても多いのです

 

はっきり言います
それは、社内報の価値という観点でみれば
「悪」です
なぜなら、読者はそうした社内報に期待をしなくなるからです
そこにワクワクがないからです

 

だからこそ、体裁やデザイン、斬新性が重視されてしかるべきなのです

 

もちろん、それは副次的なことであります
あくまで大事なのは発行目的です
ただ、その提示の仕方が変わるということです

 

理念を伝えたいなら、理念のことを正直に書き連ねるのではなく
理念を実践できている部署のことを楽しくかっこよく紹介する

 

新しい中計を解説したいなら、経営企画がつくった資料をアレンジするのではなく
新入社員に突撃取材させたりする

 

そうすれば発行目的をしっかり実現しつつ、読まれるものになっていくはずです

 

最近、そうした意図をもった会社が確実に増えてきています
こう言ってはなんですが、私たちに風が吹いてきています♪

 

短くて、軽くて、カッコいい!
それでいてしっかり読まれて、伝わる社内報

 

そんな社内報が一つ作れると、私たちは自身をちょっと誇らしく思えます
1月の納品ラッシュが終わりちょっと一息

春は新入社員の紹介がありますね
どうやっておもしろく紹介するか、考えるのが楽しみです

 

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