【社内報制作】デザイン重視する?しない? 典型的失敗パターン解説

社内報のデザイン上での失敗とは何か?

 

社内報制作において、企画、記事制作と並び非常に重要な要素となるのが

デザイン、レイアウトという工程です

ナイスなネタがり、キャッチーな文章ができても、デザインがダサければ台無し

いわば、ネタ、文と写真、デザインは三位一体だったりもするのです

今回は、このデザインについての話を、かなり突っ込んで、現場レベルで話をしようと思います

 

弊社の場合、デザイナーにはランク・価格設定があります。わかりやすくいうと松竹梅です

 

松 ・・・硬軟自在なデザイン力、提案力あり。会議等にも参加し、解決力あふれる提案等にもすぐれるスーパーデザイナー

竹 ・・・こちらの要求をくみ取り効果的な誌面制作ができる、実力十分なデザイナー。テイストに特徴があったり、得手不得手はあり

梅 ・・・デザイナーというよりはオペレーター。指定すればその通りの誌面が組むが、オリジナリティ、提案力はあまりない

ザックリ過ぎですが、実際に発行目的や予算や狙い、マンパワーなどを考え

弊社はこのどこかに属するデザイナーをアサインしています。

つまりお客様によって1P当たりの価格も変わるということです

ちなみに弊社は社内デザイナーもおりますが、コストが安いから優先するしないは一切なく

案件によって、求められる資質は何か? 誰が適任かをかなり考えてアサインします

デザインは社内報の雰囲気、読まれ度、ファンの数などに極めて大きな影響を与えるからです

 

社内報におけるデザインって、どう考えればいいの?

そもそもデザインの本質とは何か?

という大上段からちょっとだけ偉そうに書いちゃいますが

デザインの本質・目的とは商業的に言えば

キャッチーであるとか、目を引く、とかはただの指標にすぎません

ポイントは

情報がいかに早く伝わるか 

だけです

人は、ページや記事を見た瞬間に、何が書いてあるのか? 読みたい記事なのか? を

流行り言葉ですが、まさに “秒で”判断するわけです

広告制作会社は、ここにまさに命をかけており

・いかに目を止まらせるか

・いかに秒でポジティブな判断をしてもらうか

にあの手この手に、孫の手でも猫の手でも加えてしのぎを削っているわけです

 

では社内報はどうか?

社内報は広告じゃないから、そんな意識はいらない?

いいえ! 断固違います!!!!

この意識、つまり情報が早く伝わる誌面制作への意識は、

社内報制作において極めて必要、重要です

なぜなら、社内報は、とても読まれにくい媒体だからです(手前みそですが弊社社内報ページリンク

そこでも書いていますが、社内報は雑誌媒体ではなく、フリーペーパー的視点で

制作すべきものです。読まれてナンボ、価値はそこから生まれるからです。

ゆえに、デザインも目に留まらせる、興味を持たせる、そのままページを読ませる

というつもりで誌面を作っていくことが必要です

その意識なく、従業員の精読率はまず上がることはありません

皆さんだって目を引くキャッチやビジュアルがないと、広告を目にとめませんよね?

そしてこの点をおろそかにしてしまうと、

多くの社内報の担当者の悩み

・読んでくれない  

・すぐ捨てられる 

・認知が薄い

が、顕在化してきてしまうのです!

 

本日の記事名にもある、社内報のデザインにおいて最も陥りやすい失敗パターンとは

・単に見栄えよく、すっきり作ることだけを考えて制作してしまうこと

・誌面情報をいかに早く伝えるかを腐心せず、制作をしてしまうこと

となるわけです。

繰り返しですが、その原因は、デザインに情報を即伝える意識を置かずに作ってしまうからです

きれいにすっきり、読みやすく作ることは大事ですが、

それ以外に、違った角度からの作りこみがないと

読まれる、価値ある社内報にはなりにくいのです

 

で!

この答えが、早く伝わる社内報をつくるという方程式で解がすぐでれば簡単なんですが

そうもいかないんです

それぞれの企業の社風や理念、組織風土によって、その解がそれぞれ異なるところが

社内報のややこしい所でもあるんです

 

謹厳実直な社風、ベンチャー気質、安定志向の社員が多い、年功序列型企業、情報共有の度合い

ぞれぞれで、合ったやり方があるという事実を気に留めておいて

そのうえで、情報伝達速度を意識した制作を試みてください

 

そこまで考えて、はじめてデザイナーの力量が生きてきます

自慢じゃない・・・いや自慢ですが、

弊社が「松」に位置付けているデザイナーの力量はすごいですよ

 

発行目的、誌面の意図、パワー、提出されうる写真やテキストの質を全部踏まえて

ベストの解決策をだします(ハードル上げすぎ!?)

 

このスーパーデザイナーがいかにすごいか、という話

近いうちにさせていただこうと思いますので

乞うご期待! でございます

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました!

 

社内報、広報誌、会社案内など、読まれにく媒体を生まれ変わらせるのが弊社のタスク!

社内報における今、何をすべきか? 私たちは何らかのヒントをお渡しできると思います

もちろんスーパーデザイナーの秘密もお伝えいたします

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