緊急事態宣言下での社内報と社内広報

【緊急事態宣言】企業の広報のスタンスはかなり淡泊

 

年明け早々に発令された緊急事態宣言

ただし、昨年春に発令されたころよりも、人々の意識はよく言えば耐性がついたのか

悪く言えば鈍感になったのか、街の人並に大きな変化は見られません

実際は、大中小すべての企業体が、存続のために動かざるを得ないのでしょう

 

私たちの(社内報制作の)お客様に関しても、社内報、あるいは社内広報に関してこの緊急事態宣言について

特別何かを語る、何かを伝える、という動きは、前の宣言に比べるとかなりおとなしい状況です

もちろん、発令に伴って、在宅ワークの有り様を変える、時短対応する、といった業務上の変更は

多かれ少なかれあって、それの内容、意義を伝えるという誌面制作や、広報機能の使用はありますが

ウェブや動画での対応がほとんどで、タイムラグが生じる紙媒体で何かをしようという動きはありません

というか、私も提案しておりません

 

新型コロナウイルスが世界的に流行して、日本も世界もひたすら恐怖ベースの行動を強いられてきました

ところが、事実ベースでみれば、40代、50代の新型コロナウイルスによる死亡率は、一生で交通事故に遭遇し死亡する率よりも低いのです

副作用や高齢者感染へのリスクは問題視されるべきですが、コロナよりも経済圧迫、自社においては業績低下のほうが

本音ベースで言えば、会社としても、そして個人としても大きな問題と考える人の数が増えてきていると思われます

 

新型コロナウイルスの脅威はなくなったわけではなく、数年間は不透明かつ逆風での経済活動は続いていくというなかで

コロナ禍でもしなやかに、力強く事業を行ってくことが、企業にとって大事なことであり

社内広報は、この後押しとなることが求められています

 

必要なのはメッセージ

 

新型コロナウイルスの姿はまだまだおぼろげですが、多少なりとも姿カタチは見えてきたという現段階で

企業が従業員に伝えるべきはメッセージに尽きると断言します

その前提として、

・従業員を守るためのエビデンスに基づいた実効力がある感染対策を行うことの宣言

感染リスクのある状況の確認、その避け方、ビジネス上での感染防止のためのルールなどの徹底は

自社のメディア、グループウェア、朝礼でもなんでも使って徹底周知が必要です

感染者の発生、自身が濃厚接触者になった場合等の、リスクマネジメントとしての対策もとり

この周知の内容に含めるべきです

 

そしてそのうえで、最も大事なことはメッセージです

・従業員を守る

・お客様を守る

・この状況下でできることを考える

・経営の状況を開示し、未来への所見を述べる

 

リストラや倒産、将来の見通しなど、従業員のマインドが落ちるのはもはや必然です

会社として、呼吸をしっかりしていくためにも、

速やかに、力強く、正直に、経営層からのメッセージ発信こそが必須です

迅速なら動画やウェブ、徹底的で細やかな周知なら紙社内報や臨時媒体、

接触機会の増加にはなりますが、直接語り掛けるシーンがあってもいいと思います

 

社内広報に必要なのは、メッセージ、そして

取り組み、メッセージ、メディアの作りなどにいたるところに見られる

全社一丸

という姿勢です

 

心から皆さんの健闘を祈っております!

 

読んでいただき、ありがとうございました

 

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