社内報のネタ帳 新年号に年始の挨拶は必要か?
新春号のコンテンツについて
社内報、1月に発行する企業様は多いかと思います。
一年の初め、とくに日本は新年を大事にする国です
新春号、大事にされてしかるべきと、私も考えます
実際に、弊社のお客様の中でもほとんどが発行予定で
新年の最初の出社した机にほしい、なんとか松の内、
遅くとも1月10日までの発行を希望される場合が多いです
年末の印刷会社はそうした需要がピークとなり、営業さんの顔色はことごとく悪いです(笑えない)
だから・・・といってこの話をするわけでは、決して、決してないのですが
年始の挨拶って必要でしょうか??
これは、考え方オンリーの話で、社内報の発行目的や企業風土で全然、
必要であり外せないコンテンツにもなるので
あくまで、ちょっとアレな社内報制作会社の一意見として読んでいただければと思います
まず、弊社は社内報をリソースとして考え、パフォーマンスを重要視します
どういうことかというと、ページそれぞれに大元の発行目的に基づいた
ページ毎の制作目的があります
情報共有だったり、モチベーションアップだったり、事例共有だったり、理念浸透だったり
その目的がしっかり果たされるかどうか、ということをとても大事に考えるのです
その観点で見ると
新春号の経営陣の新春メッセージ的な年始の挨拶は、
あまり変わり映えがしません
つまり、制作会社視点でみると、パフォーマンスが悪いと考えるのです
しかも、巻頭から掲載となることが多く、誌面的にメインの読み物になったりします
ちなみに弊社は「社長メッセージ」は、非常に重要なコンテンツと考えています
従業員は社長を見ているものだからです
では、社長メッセージと新春の挨拶は何が違うのか?
それは冒頭に入る文言に集約されます
新年あけましておめでとうございます は必要ない
新年号に、明けましておめでとうございますという言葉、何度載るでしょうか?
ここ、しっかり監視していないと、1Pに3回や4回もでてくることもしばしばあります
誰もかれも、新春号ということで、あけましておめでとうから入ってしまうのです
これは、断言します!
新年あけましておめでとうございます は必要ありません
少なくとも編集者側で、ある程度コントロールする必要があります
原稿依頼の段階で、冒頭の挨拶は書かないでくださいという指定もしちゃっていいと思います
伝えられるスペースの無駄遣いなうえに、
従業員読者の読後感の悪化、精読率減少にもつながってしまいます
弊社は、経営陣などの就任挨拶の原稿依頼でも、冒頭の文章に、
この度拝命されました、●●です みたいな自己紹介文章はカットしてくださいと伝えています
だって、その前に必ず、役職と指名載ってますからね。この挨拶にスペースを割くくらいなら
その分、業務や改革への意気込みを語っていただいたほうがずっとずっと有意義なのです
弊社の考え方で、社内報のスペースの無駄遣いは、悪なんです
途中で申し上げていますが
弊社は社内報をリソースとして考え、パフォーマンスを重要視します
お金を出して作っている以上、できるだけ無駄なく効率的に発行目的を達成してほしいからです
ゆえに、新春メッセージはあんまり、推奨しておりません
とくに、同じ文章が繰り返されるのは、完全に無駄! と伝えることがとても多いです
社内報の誌面を、限りある倉庫として考えると
あけましておめでとうございます
という荷物ばっかり置いておくことはできないですよね。
という話でした!
読んでくださってありがとうございます!
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