制作会社の担当から見る要改善な社内報とは?

昨日の記事の流れから言えば、残念な社内報とは
発行目的からくる目標を実現できない社内報なのだ!
ということになるのですが・・・
社内報の制作会社として考えるもっとも残念な社内報は
改善に向けたPDCAが回らない社内報
なのです

 

・昨年号もこうだったから今年も・・
・このページは今までこうだったから・・
・社長は毎年このページのこのスペースで決まり
・このコーナーは決まった担当がいてその人が決めるので・・

 

こんな感じで毎号の台割が、5分で決まるような編集会議の社内報は要注意!

 

言葉は悪いですが、制作スタイルが硬直してしまうと
記事も企画は、途方もないマンネリ化を起こします
当然、最後には読者も何の意識をもたなくなってしまいます

 

最初の話の、発行目的が実現できていない社内報があったとしても
気づきを得て「よっしゃ立て直そう」という流れになれば、問題は瞬時に解決に向かいます
けれど、制作サイドに硬直してると、かなり難しい話になっちゃいます


経験則からいうと、そうなるパターンとして
・同じような責任をもつ編集担当者が複数いる
・地方などの拠点の担当者に実質丸投げの伝統
・変化に対して腰が重い社風
・社内報発行の歴史がけっこう長い
・出すものが基本的に決まっている
・テンプレート化している
といったものが挙がります

 

変わらないことも大事であり、伝統は宝です
ですが、チャレンジは必要であり、改善はもはや従業員の義務です
その意識なしでは、どんな会社でも今の経済状況では生き残れないと我々は思っています

 

そうした組織には社内報というツールをもう一度見直してほしいと強く思います

 

私たちのミッションは、制作費の対価として十二分な価値をもつ社内メディアを提供することです
価値とは成果です。投資に対しての見返りです
だからこそ、それを果たしていない社内報には、人一倍残念な思いを抱いてしまうんです

 

今日も読んでくださってありがとうございました